「カルヴァリア・ゼブジトフスカ:マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園」は、ポーランド南部、クラフクの南に位置する世界遺産。
17世紀初頭、カルヴァリア・ゼブジトフスカの町には、ツァー山をコルコダ丘に見立て、イエス・キリストの受難と聖母マリアの生涯を象徴する一連の44の礼拝所が設けられました。建設はマニエリスム様式の影響を受けたベルギーの建築家、ポール・ボダールにより手掛けられ、自然景観において礼拝堂や小道などがキリストの受難の出来事を象徴的に表現しています。その結果、自然の要素と人工の要素が調和して組み合わさった、非常に美しく精神的な質の高い文化的景観が生まれました。礼拝堂は建立当時の面影をとどめ、巡礼地として親しまれています。
国名 / エリア | ポーランド / ヨーロッパ |
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登録年 | 1999 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iv) |
備考 | ■関連サイト Kalwaria Zebrzydowska: the Mannerist Architectural and Park Landscape Complex and Pilgrimage Park(UNESCO) |