ハウラマン/ウラマナットは、イランの西部のザグロス山脈の山中に位置するクルディスタン州とケルマーンシャー州に渡る地域です。
この地域には約4万年前の旧石器時代から人々が集団生活を送っていた痕跡が残っています。
中でも紀元前3000年からザグロス山脈に居住してきたといわれるクルド系の農牧民族のハワラミ族は、半遊牧的農牧生活の伝統的な生活を続けてきました。急こう配の段々畑での農業の実践、土壌や水の管理などの知識に加え、豊かな無形伝統文化など、すべてが山岳地帯の渓谷の厳しい自然環境と調和を取りながら育まれ、現在まで継承されています。
このような点が評価され、2021年に「ハウラマン/ウラマナットの文化的景観」として世界遺産に登録されました。
国名 / エリア | アジア / イラン |
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登録年 | 2021 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) (v) |
備考 | Cultural Landscape of Hawraman/Uramanat(UNESCO) |