ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街

Speicherstadt and Kontorhaus District with Chilehaus

ドイツ北部の港湾都市ハンブルクの市街地にあるシュパイヒャーシュタット地区、ならびにコントルハウス地区の建造物が、「ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街」として世界遺産に登録されています。

シュパイヒャーシュタット地区は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて開発された、港湾倉庫複合施設のひとつです。先進的な技術を配した設備を持つ大規模倉庫ブロックのほか、運河や橋のネットワークが見られます。コントルハウス地区は、1920年代から50年代にかけて建設された、港湾ビジネスに従事する企業のための大規模オフィス複合施設です。象徴的なチリハウスを中心として、初期モダニズムのレンガ造りの機能性に優れた建築が際立っています。これらのふたつの地区は、19世紀末から20世紀初頭にかけて、国際貿易の急速な成長によってもたらされた影響を色濃く象徴しています。

国名 / エリア ドイツ / ヨーロッパ
登録年 2015
登録基準 文化遺産 (iv)
備考 Speicherstadt and Kontorhaus District with Chilehaus(UNESCO)

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