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概要
チロエの教会群は、南米チリのチロエ島にある木造の教会堂群です。18世紀から19世紀の間にかけて建設され、現在では159棟が現存しています。
イエズス会の教会として建設され、建築様式はゴシック建築やバロック建築など、ヨーロッパの様式と地元の様式が混ざり合ったチロエ様式が特色です。チロエ様式とは、チロエ島周辺に見られる独特の建築様式。チロエは島という性質上、チリ本土から孤立していることと、島では本土と異なる資材が手に入ることから、独特の建築様式が生まれました。
カストロ教会など10以上の教会が、2000年に世界遺産に登録されました。
登録対象
- アチャオ教会(Church of Achao)
- キンチャオ教会(Church of Quinchao)
- カストロ教会(Church of Castro)
- リラン教会(Church of Rilán)
- ネルコン教会(Church of Nercón)
- アルダチルド教会(Church of Aldachildo)
- イチュアク教会(971-007 Church of Ichuac)
- デティフ教会(Church of Detif)
- ビルプジ教会(Church of Vilupulli)
- チョンチ教会(Church of Chonchi)
- テナウン教会(Church of Tenaún)
- コロ教会(Church of Colo)
- サン・フアン教会(Church of San Juan)
- ダルカウエ教会(Church of Dalcahue)
- シリング教会(Church of Chelín)
- カグアチ教会(Church of Caguach)
国名 / エリア | アメリカ大陸 / チリ |
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登録年 | 2000 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iii) |
備考 | ■関連サイト Churches of Chiloé(UNESCO) |