エルサレムの南西、ヨルダン川西岸地区に位置するバティール。良好な水供給が深い谷での農業を可能にした、パレスチナ屈指の文化的景観です。2014年に世界遺産に登録されました。
斜面を利用した段々畑は灌漑システムにより維持され、約2000年前のローマ時代から今日までオリーヴや葡萄をはじめとする野菜の栽培を支えています。この景観は、数学的計算と的確な時間管理に基づく平等な配水システムという、千年以上持続されてきた高い技術を証明するものです。
国名 / エリア | アジア / パレスチナ |
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登録年 | 2014 |
登録基準 | 文化遺産 (iv) (v) |
備考 | Palestine: Land of Olives and Vines – Cultural Landscape of Southern Jerusalem, Battir(UNESCO) |