ポルトガル北東部の「アルト・ドウロ・ワイン生産地域」は、スペイン国境付近を流れるドウロ川沿いに広がるブドウの段々畑が特徴的な景観を誇ります。
この地域では約2000年にわたり、ワインが生産されてきました。18世紀以来、主力製品であるポートワインは、その品質の高さで世界的に知られています。ブドウ栽培の長い伝統は、段々畑やキンタと呼ばれるワイン生産農場複合施設、村、礼拝堂、道路など、ワインづくりに関連する技術的、社会的、経済的進化を反映した文化的景観を形成してきました。
このような点が評価され、2001年に世界遺産に登録されました。
国名 / エリア | ポルトガル / ヨーロッパ |
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登録年 | 2001 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) (iv) (v) |
備考 | Alto Douro Wine Region(UNESCO) |