アルビ司教都市

Episcopal City of Albi

アルビはフランス南西部、スペインとの国境近くにある古都。13世紀にキリスト教の異端とされたカタリ派を征伐するため、アルビ十字軍がこの地を治めて以降、強力な司教都市となりました。

赤やオレンジ色の建物が地元のレンガを用いて建てられ、色調や外観の調和に長けた、南フランスのゴシック様式独特の都市景観をつくり上げています。その中心となるのは、13世紀以降に建設された巨大なサント=セシル大聖堂と、要塞のようなベルビ宮殿です。これらは十字軍後にカタリ派の反撃を制圧し、司教を守る目的で建てられたと言われています。

このような歴史と関連する中世の記念建造物や街並みが、非常に状態良く保存されている点が評価され、「アルビ司教都市」として世界遺産に登録されています。

国名 / エリア フランス / ヨーロッパ
登録年 2010
登録基準 文化遺産 (iv) (v)
備考 Episcopal City of Albi(UNESCO)

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