ギリシャ中部、パルナッソス山の中腹に位置する「デルフィの古代遺跡」は、オリンポスの太陽神アポロンを祀る神殿を中心とした遺跡。
今も手つかずの壮大な自然環境に位置するテラスや寺院、宝物庫などの建築群は、ギリシャ聖域とその傑出した芸術性を示す一例です。デルフィの古代世界全体に対する多大な影響力は、様々な王朝、都市国家、歴史上の人物からこの地に贈呈された宝物などからも見て取れます。
また、政治史の中心のひとつであったデルフィでは、古代ギリシャ四大競技会のひとつである「ピュティア競技会」が開催されており、その競技場や劇場の跡地は、古代ギリシャの宗教と文明のユニークな証明です。
国名 / エリア | ギリシャ / ヨーロッパ |
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登録年 | 1987 |
登録基準 | 文化遺産 (i) (ii) (iii) (iv) (vi) |
備考 | ■関連サイト Archaeological Site of Delphi(UNESCO) |