ポーランド南西部にある「ヴロツワフの百周年記念ホール」は、1911年から1913年にかけて建築家マックス・ベルクにより建てられた多目的レクリエーションホール。上から見ると左右対称な四つ葉の形を成しており、中央には約6,000人を収容可能な広大なホールがあります。ホールの天井には、高さ23メートルの巨大な鉄とガラスの円形ドームが設置されています。
「ヴロツワフの百周年記念ホール」は、大規模な鉄筋コンクリート構造の建設技術の開発における先駆的な作品です。20世紀初頭の技術の交流を促し、その後の鉄筋コンクリート構造の開発における重要な参考資料となりました。
国名 / エリア | ポーランド / ヨーロッパ |
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登録年 | 2006 |
登録基準 | 文化遺産 (i) (ii) (iv) |
備考 | Centennial Hall in Wrocław(UNESCO) |