スウェーデンの首都ストックホルムの西30kmほどに位置するメーラレン湖のビョルケー島にあるビルカ、アデルスエー島のホーヴゴーデンに残る遺跡は、ともに8世紀から10世紀のバイキング時代のヨーロッパの交易ネットワークを今日に伝える考古学的遺跡です。1993年に「ビルカとホーヴゴーデン」として世界遺産に登録されました。
ビルカは、西暦 750 年頃から 980 年頃まで、北ヨーロッパで最も重要な商業都市のひとつで、都市の遺構に加え、要塞や墓地の遺跡が残されています。また、831 年に聖アンスガルによって建造されたとされる、スウェーデン初のキリスト教集会所の跡も見られます。ホーヴゴーデンはビルカを見渡す行政の中心地であり、王領が存在していました。歴代王族の墓も確認されています。
国名 / エリア | スウェーデン / ヨーロッパ |
---|---|
登録年 | 1993 |
登録基準 | 文化遺産 (iii) (iv) |
備考 | Birka and Hovgården(UNESCO) |