「ヴォーバンの要塞群」は、フランスの西、北、東の国境に沿って位置する12の要塞建築群により構成される世界遺産です。ルイ 14 世の軍事技術者であったセバスチャン・ル・プレストル・ドゥ・ヴォーバン (1633 ~ 1707 年) が手掛けた最も優れているとされる作品群です。その中には、ヴォーバンによって何もないところから築かれた町や城塞のほか、山岳地帯や海上の要塞、山岳砲台、2つの山岳通信施設も含まれています。
ヴォーバンによる要塞は、典型的な近代の西洋軍事建築として、ヨーロッパやアメリカ大陸、ロシアや東アジアの要塞建築にも影響を与えました。彼が要塞の歴史において果たした役割の大きさを物語っています。
国名 / エリア | フランス / ヨーロッパ |
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登録年 | 2008 |
登録基準 | 文化遺産 (i) (ii) (iv) |
備考 | Fortifications of Vauban(UNESCO) |