ル・アーヴル、オーギュスト・ペレによる再建都市

Le Havre, the City Rebuilt by Auguste Perret

北フランスのノルマンディー地方にある港湾都市ル・アーヴルは、第二次世界大戦中に激しい爆撃を受け破壊されました。その後、1945年から1964にかけて、建築家オーギュスト・ペレが率いる建築家と都市計画家のチームによって、近代的に再建されました。

ペレとチームは、破壊前の街の区画や戦火を逃れた歴史的建造物を保存しつつ、新たな都市計画と建設技術を導入し、現在はル・アーヴルの行政や商業の中心地となっている市街地を見事に再建しました。

ル・アーヴルは、数ある再建都市の中でも、統一性と完全性において他に類を見ない好例です。その戦後復興計画では、当時の先駆的な技術を利用した優れた建築と都市計画がいかんなく発揮されています。

国名 / エリア フランス / ヨーロッパ
登録年 2005
登録基準 文化遺産 (ii) (iv)
備考 Le Havre, the City Rebuilt by Auguste Perret(UNESCO)

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