マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷

Madriu-Perafita-Claror Valley

アンドラ公国の南東部、マデリウ-ペラフィタ-クラーロル渓谷は、面積は 4,247ヘクタールで国土の9%強を占めています。

一帯にはごつごつとした岩肌の絶壁や雄大な氷河といった、厳しい自然の景観が広がります。こうした自然環境は、現在も地域で受け継がれている牧畜生活や山岳文化、また経済や社会体制の変化にも影響を与えてきました。国内で最後まで道路がなかったこの場所には、集落、段々畑や牧草地、農業施設、石造りの道や鉄の精錬所跡などが残っています。住民が過去数千年にわたってピレネー山脈の希少な資源を収穫し、共同で土地を管理しながら、自然景観と調和した持続可能な生活環境を生み出してきたことを示しています。

国名 / エリア アンドラ / ヨーロッパ
登録年 2004
登録基準 文化遺産 (v)
備考 Madriu-Perafita-Claror Valley(UNESCO)

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