ミケーネとティリンスの古代遺跡群

Archaeological Sites of Mycenae and Tiryns

ギリシャのペロポネソス半島北東部に位置する「ミケーネとティリンスの古代遺跡群」は、ミケーネ文明の二大都市の代表的な遺跡です。

ミケーネ文明は、その技術的、芸術的業績だけでなく、精神的な豊かさでも有名で、紀元前15世紀から12世紀にかけて東地中海世界を支配し、古代ギリシャ文化の発展に重要な役割を果たしました。城壁と門、宝物庫、墳墓などを含むこの古代遺跡群は、ミケーネ世界の政治、社会、経済の発展を独自に証明し、ギリシャ文明の初期段階の頂点を表わしています。またミケーネは、偉大な詩人ホメロスに叙事詩『イリアス』や『オデュッセイア』の創作のインスピレーションを与えたことでも知られています。

国名 / エリア ギリシャ / ヨーロッパ
登録年 1999
登録基準 文化遺産 (i) (ii) (iii) (iv) (vi)
備考 ■関連サイト
Archaeological Sites of Mycenae and Tiryns(UNESCO)

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です