メッセル・ピットの化石地域とは、ドイツのフランクフルトから南の村メッセル近くにある油母頁岩の採掘場跡地です。この地では約5700万~3600万年前の動植物や昆虫、魚類や両生類など、大量の化石が発掘されています。中でも哺乳類の化石は全身骨格から胃の内容物まできわめて状態が良く、始新世の環境を知る上でもっとも重要な場所と考えられています。
地質学的・古生物学的な重要性から、1995年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。
国名 / エリア | ドイツ / ヨーロッパ |
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登録年 | 1995 |
登録基準 | 自然遺産 (viii) |
備考 | ■関連サイト Messel Pit Fossil Site(UNESCO) |