「コソヴォの中世建造物群」は、バルカン半島中央、セルビアの南に位置する世界遺産。セルビア正教会の教会や修道院で、これらは13世紀から17世紀にかけてのビサンチン・ロマネスク様式に基づいた教会文化の発展を反映しています。14世紀半ばにセルビア王ステファン・デチャンスキーのために建てられ、王の霊廟としても機能するデチャニ修道院などが含まれます。
「コソヴォの中世建造物群」には、東方正教会のビサンチン様式と、西洋ロマネスク様式の融合を示す、パライオロゴス・ルネサンス様式の影響を受けたフレスコ画が見られます。こうした独特な技術や様式は、その後のバルカン地域の芸術に多大な影響を与えました。
国名 / エリア | セルビア / ヨーロッパ |
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登録年 | 2004 |
登録基準 | 文化遺産 (ii) (iii) (iv) |
備考 | ■関連サイト Medieval Monuments in Kosovo(UNESCO) |